京終(きょうばて)で出会った僕の中の風景=心象写真
JR奈良から桜井線にのり、一つ目の駅が京終という駅です。
ここで下車するには少しコツが必要です。
扉が開かない箇所があます。よく寒い地域などでは
扉横にボタンがあり、押す事でどの車両のどのドアでも
開けて出ることができます。しかし、この桜井線の車両は
開く扉が限られていました。初体験のことでした。
さて、懐かしい心の中で(僕がそう思う)写真を京終駅から
近鉄奈良駅に向かいその間で撮影してきました。
道をゆっくり歩くと思わぬ出会いがあるものです。
よく、スナップ写真と言いますが、僕の場合ちょっと違うのです。
じっくり「観察」し「そこに潜む気」を捉えようと試みます。
キーワードは懐かしい気分にさせてくれるモノを被写体に選びます。
写真①は誰も遊んでいない公園のさびた遊具。
僕はギッタンバッコンと小さい時言ってました。
写真②大人だけが入れる店の前にあるポスター
この写真は、本屋さんの一部の壁に貼り出されたアイドルの
写真。小さい時はみたいけど、みてはいけない気がしたものです。
写真③かくれんぼの舞台として神社は格好の遊び場ですね。
でも隠れた背後にあっと背筋が寒くなる風景をみました。
そんなイメージの写真です。
いかがでしょうか?ここ京終には自分の幼少期に戻る(出会う)
風景=心象風景
が存在します。