大阪住吉大社周辺の風景 心象写真と僕
住吉大社周辺でロケをしました。
テーマは心象風景
心象風景とは自身の心に浮かぶ、自分に響く風景
夢の中で見た懐かしい風景や幼少期の記憶を呼び
起こす、又は見たような、きっかけになるような
風景
と言ったようなものです。(私見)
子どもの頃、遊び場といえば神社や家の近所にあ
る公園です。
学校から帰ってきて、自転車で公園にいく。誰と約束した
訳ではないけど、誰か友達がいる。
誰と遊ぶ訳でもなく、その神社で一人で遊ぶ
人それぞれにそれぞれの記憶があるはずです。
汽車の形をした子ども用の乗り物。
ジャングルジムに貼られた、使い方シールとサビ
住吉公園は駅のすぐ横にあります。鳩はもちろん白鷺や
大きなアオサギも人から餌をもらいにきます。
住吉大社といえば立派な太鼓橋
たれがみとしめ縄
五大力の石を探す手
パワースポットとして大阪では有名な住吉大社
ちょとした小さな被写体に目を向け
その場所から気をいただける雰囲気を写真にして見ました。
流氷風景 僕にとって心の奥にある風景 2018年 網走の流氷
北海道に憧れて、20歳ごろから今まで20回程度
撮影で足を運びました。
今回2/17〜2/19
2泊3日で流氷を撮影に下記の日程で行きました。
9:00伊丹→10:16羽田11:20→13:00女満別14:50→15:17網走にて撮影 現地(1泊)
網走9:45→10:40※JRが運休バスで移動 知床海岸で撮影 知床斜里13:30→14:27網走で撮影 現地(1泊)
網走→9:30おーろら号乗船→網走BT12:10女満別12:47→15:40新千歳17:05→19:10伊丹
※網走BT=バスターミナル
流氷は接岸していました!網走も知床も
今回の宿泊と飛行機の移動・宿泊費用はじゃらんANAパックで¥68,300
これ以外にバス移動費¥910×2(女満別→網走BT)
網走→知床斜里¥1,150×2
おーろら号¥2,970
何が僕を惹きつけるのか?そう考えたときにふと
頭に浮かぶのは知床。
美瑛・帯広や中標津の大地も大好きですが、知床
を訪れて、自分の心に滑り込んできた。そんな気
がしてなりません。
岬では、襟裳や宗谷岬なども行きましたがやはり
好きなのは知床ですね。もちろん行っていない場
所の方が多いので決めてしますのはよくない事か
もしれません。
上記は昨年、思い立って流氷を見に(撮影)行きましたが
全くありませんでした。
今年はその反省から一番流氷が接岸しやすい、最初に接岸
する網走に照準を合わせました。
調べると流氷の具合を見れるライブカメラがありました。
※僕の旅の計画は情報をガチガチに調べないで、出会いの
感動に期待する事にしているのです。
そうは言っても肝心の流氷。それも陸地に接岸している
風景が見たい。その時期を掴み、昨年8月21日には
2/17~19日までの宿と飛行機チケットを予約・購入しました。
飛行機チケットは計画が決まれば(日程変更しない場合)すぐ
買う方がお安く買えます。
航空会社は以前ANAのヘビーユーザー向けのDM雑誌AZURE
の食楽空間という企画の撮影を担当していましたので特に
思い入れがありANAのファンなので国内便はANAと決めています。
話がどんどんそれて行きますのでこの辺りで今回の写真を
ご覧ください。
網走駅の風景。この日2/18日は前日から低気圧の接近で雪が積もり
JRは運休になってしまいました。
バスを利用して知床斜里に行き、徒歩で海岸沿いを目指します。
途中、雪かき中のおばさんが「どこに行きたい?」と声をかけて
くださり、海岸に出ることができました。
新巻ジャケの干物?でしょうか港の高い倉庫の屋根下に
ぶら下がっていました。
海岸線まではラッセルが必要です。事前にスパッツをはめ
勇気を出して、海岸を目指し進みます。
テトラポットが海と陸地の境を示しています。
残念ながら、日が差すことなくこの日は知床斜里から
滞在していた網走のホテルまで13:30のバスで戻りました
ウトロ行きのバスで女満別空港から網走経由で移動しました。
ウトロに宿を見つけておいて、2日目はウトロ温泉で泊まる
手もあったなと少し反省しました。
このウトロと網走、女満別を結ぶバスは朝と夕方にしかなく
平日と休日のダイヤも違いますので、現地で確認が必要です。
網走港から流氷を観光船で見学。2/19日はいい天気に恵まれ
ましたが流氷密集で湾内航路の運行でした。(残念)
春節祭で特にアジア方面のお客さんが目立ちました。
網走湾に鎮座する帽子岩
なんだか可愛いですね
灯台より先で航行する事もありますが、朝にならないと
流氷の状態が判断できないようです。
網走港はおーろら号 おとな一人¥3,300 こども一人¥1,650(税込)
↓こちらのじゃらん予約だと、一人でもおとな団体割引価格¥2,970で
乗船できます。
紋別港からは
羅臼からも
船が出ているようです。
オジロワシやオオワシの撮影を主眼にした
クルーズも用意されているのでバードウオッチャーカメラマン
には魅力ある観光クルーズになります。
京終(きょうばて)で出会った僕の中の風景=心象写真
JR奈良から桜井線にのり、一つ目の駅が京終という駅です。
ここで下車するには少しコツが必要です。
扉が開かない箇所があます。よく寒い地域などでは
扉横にボタンがあり、押す事でどの車両のどのドアでも
開けて出ることができます。しかし、この桜井線の車両は
開く扉が限られていました。初体験のことでした。
さて、懐かしい心の中で(僕がそう思う)写真を京終駅から
近鉄奈良駅に向かいその間で撮影してきました。
道をゆっくり歩くと思わぬ出会いがあるものです。
よく、スナップ写真と言いますが、僕の場合ちょっと違うのです。
じっくり「観察」し「そこに潜む気」を捉えようと試みます。
キーワードは懐かしい気分にさせてくれるモノを被写体に選びます。
写真①は誰も遊んでいない公園のさびた遊具。
僕はギッタンバッコンと小さい時言ってました。
写真②大人だけが入れる店の前にあるポスター
この写真は、本屋さんの一部の壁に貼り出されたアイドルの
写真。小さい時はみたいけど、みてはいけない気がしたものです。
写真③かくれんぼの舞台として神社は格好の遊び場ですね。
でも隠れた背後にあっと背筋が寒くなる風景をみました。
そんなイメージの写真です。
いかがでしょうか?ここ京終には自分の幼少期に戻る(出会う)
風景=心象風景
が存在します。
パワースポット 住吉大社の心象表現 Ai Nikkor28mmf/2.8sの実力を見た!
パワースポットで印象に残る写真。イコールではないのですが心象写真(自分にとって心に浮かぶ懐かしい白昼夢のような風景)をそんな場所で撮影しようと考えています。
パワーをもらう場所、パワーを感じる場所、パワーを込める場所。いろいろな感じ方がパワースポットと呼ぶ場所にはあるように思います。
①自身の心とつながる霊的なもの(内に秘めた)もしかり、②宇宙と通信(外との繋がり)するイメージもしかり。ではないでしょうか?
そんなパワースポットで写真をどう撮るのか?撮影コンセプトとしては、①の自身の内側なのか②外的要素広大なものとの通信なのか、決めるとカメラを向ける先の発想が絞れます。
今回のロケ地は大阪の
僕はこちらの神社で何年か前関西ゼクシーの特集ものの表紙を撮影させていただきました。
神様は黒色がお好きではないからと宮司さんに言われ白い羽織をお借りして、一の宮の社殿の中で撮影をしました。一の宮に上がる前にはスタッフ一同、お祓いをいただきました。
貴重な体験だったので、非常に印象深く残っています。撮影時も神が僕に降りたようにいいアイデアが流れ出るごとく浮かぶ上がったのを覚えています。
そういう意味では②の神様との繋がりのコンセプトで撮影。となったのでしょうね。
今回、そのようなイメージで下記の写真をご覧ください。
1:こちらの写真は日差しに映える金の装飾と垂紙(しでがみ)
ISO:200 1/250sec f:8 NikonD810 Ai Nikkor 28mm 1:2.8s
2:上部の写真1とコンセプトが違います。
垂紙を一つ、風に吹かれたタイミングを待ちシャッターを
きっている点と、金の装飾具をあたかも入り口に繋がる
導入のキーになるように画面に大きく配置。
ISO:200 1/250sec f:8 NikonD810 Ai Nikkor 28mm 1:2.8s
ISO:200 1/60sec f:16 NikonD810 Ai Nikkor 28mm 1:2.8s
4:湯立神事の場面を見守る宮司その2
宮司を画面中央に配置することで、どこに撮影者が注目
しているかを、明確にした写真。
ISO:200 1/60sec f:16 NikonD810 Ai Nikkor 28mm 1:2.8s
ISO:200 1/60sec f:16 NikonD810 Ai Nikkor 28mm 1:2.8s
5:垂紙やしめ縄を含めた写真
6:垂紙やしめ縄は影で表現した写真。
最初に作例として出した写真1、3、5と2枚目の写真
2、4、6とでは見せるものを強調したり画面配置に気
をつけたり、又削ぎ落としたりすることで印象的な写真
心象写真に仕上げました。
1、3、5は普通写真
2、4、6は心象写真。
どうでしょう?フレーミング(画面配置)だけで露出やレン
ズは同じでも見る側の受け取り方が変わるとお気づきでしょう。
パワースポットをより印象的に撮る手法を解説いたしました。
ご参考になさってください。
※タイトルと本文にさほどの関連性はありません。
大阪 梅田茶屋町のイルミネーション
LEDのライトを使ったイルミネーションが各地で見れますね。
を難波にかけて
イルミネーションが点灯しています。
イルミネーションを今回は中望遠と浅い絞り、自作のソフトフィルター
で撮影しました。
イルミネーションはソフトフィルターを掛けることで、光が滲み
より華やかになります。
自作のソフトフィルターは、均等のボケ味より、不均等のボケ足に
することで、オリジナリティーを写真に加えます。
大きく、前ボケを入れるには、自分の(カメラ立ち位置)
を思い切って近寄ることが大切です。
その先には街の風景を重ねることで、自分流の絵作りをします。
70mm〜135mmあたりを中望遠と呼んでいると私は思うのですが
その中でも開放値がF2.8からより明るいF1.8やF1.4などの
レンズがよりボケ味が魅力的になりますね。
感度はシャッター速度が1/60秒を下回らない程度に調整
しましょう。
少し、オーバー目の露出がファンタジック感を出してくれますね。
神戸ハーバーランドの夜景の撮り方
①前ボケを生かす
②ソフトかクロスフィルター活用
③ファンタジーに仕上げる構成
(画面の中にファンタジーな要素を配置する)
僕のアイデアはレンズに息をかけることで
ソフトフォーカスやフォギーフィルターを
買うのと同じ(節約)効果があります
では作例①
前ボケの要素は木々に付いている電球。
その電球に最大限に近づき前ボケを配置
ピントを合わせるのは主役の観覧車の電飾
電飾も観察すれば、赤や緑、青などに変化します
シャッターチャンスはよく観察することですね
作例②
自作のソフトフィルター
レンズに息を吹きかけるだけで、小さな
電球が滲み、よりゴージャスになりますね
作例③
ファンタジックの主役は子ども達。
子供が目に入れば、あとを追ってでも、素晴らしい
タイミングに出会います。子どもは、絵作りの味方ですね
こんな素敵な写真を撮るコツはNikon College
でお知らせしています。
今回の機材は