大阪 梅田茶屋町のイルミネーション
LEDのライトを使ったイルミネーションが各地で見れますね。
を難波にかけて
イルミネーションが点灯しています。
イルミネーションを今回は中望遠と浅い絞り、自作のソフトフィルター
で撮影しました。
イルミネーションはソフトフィルターを掛けることで、光が滲み
より華やかになります。
自作のソフトフィルターは、均等のボケ味より、不均等のボケ足に
することで、オリジナリティーを写真に加えます。
大きく、前ボケを入れるには、自分の(カメラ立ち位置)
を思い切って近寄ることが大切です。
その先には街の風景を重ねることで、自分流の絵作りをします。
70mm〜135mmあたりを中望遠と呼んでいると私は思うのですが
その中でも開放値がF2.8からより明るいF1.8やF1.4などの
レンズがよりボケ味が魅力的になりますね。
感度はシャッター速度が1/60秒を下回らない程度に調整
しましょう。
少し、オーバー目の露出がファンタジック感を出してくれますね。
神戸ハーバーランドの夜景の撮り方
①前ボケを生かす
②ソフトかクロスフィルター活用
③ファンタジーに仕上げる構成
(画面の中にファンタジーな要素を配置する)
僕のアイデアはレンズに息をかけることで
ソフトフォーカスやフォギーフィルターを
買うのと同じ(節約)効果があります
では作例①
前ボケの要素は木々に付いている電球。
その電球に最大限に近づき前ボケを配置
ピントを合わせるのは主役の観覧車の電飾
電飾も観察すれば、赤や緑、青などに変化します
シャッターチャンスはよく観察することですね
作例②
自作のソフトフィルター
レンズに息を吹きかけるだけで、小さな
電球が滲み、よりゴージャスになりますね
作例③
ファンタジックの主役は子ども達。
子供が目に入れば、あとを追ってでも、素晴らしい
タイミングに出会います。子どもは、絵作りの味方ですね
こんな素敵な写真を撮るコツはNikon College
でお知らせしています。
今回の機材は
2017年秋の大台ケ原(大蛇ぐら)は10月26日見頃です。
奈良県と和歌山県の県境にある国立公園「大台ケ原」秋の紅葉を迎えています。
台風21号が近畿地方を通過したのが10月23日の深夜。
そんな中、以前から予約していた大台ケ原に一泊し撮影するロケに出かけました。
10月24日お昼頃、宿泊先の「心・湯治館」から電話。
過去の台風でも宿が被害にあったことは滅多にないそうです。
国道169号の一部で崖崩れによる通行制限(迂回指示)など
があるので、気を付けてお越しくださいとの要件でした。
バスも前日運休から25日は運転を再開していました。
走ること2時間。大台ケ原は途中のハイウエイから深い霧の中でした。
写真好きにとっては絶好の魅惑的要素。翌日の予報が晴れ。
ですのでワクワク感がたまりません。幸い雨もやみ、霧雨
のようは具合でしたので撮影にはカメラにタオルを巻く
などで対応できました。
このような時のホワイトバランスは「曇り」を推奨します。
もちろんPCで後から色を調整してもRAWで撮影の場合は
問題ありませんが、確認(カメラのバックモニター)時に
違和感があるより、少しでもイメージに近い色で確認し
たいのです。
街中の紅葉や平地の紅葉を違うのは、木々の枝振りや
大台ケ原独特のくま笹が魅力的です。
もともと、雨や霧の中では、絞り込んでもどこにピントの
芯があるのかわかりにくいので、感度はあげず絞りを開け
て撮影することで、水彩画のような滲んだ柔らかい印象
が伝わります。
濃霧の撮影を堪能した後、15:00にチェックインの宿に着
く頃には太陽も霧越しに一瞬顔を見せてくれました。
僕たちは気がつかなかったのですが、午前0:00ごろ大台
ケ原の駐車場では満点の星空に囲まれて、三脚で撮影す
る人が結構いたと翌朝の7:00~の朝食で聞きました。
大台ケ原に通ったのは20〜26歳ぐらいの時期。立ち枯れ
のもみの木に初めてみたときは感動しました。
大自然の風雨に負けず天に伸びた凛としたフォルムが好
きでした。当時は車で夜に駐車場で仮眠。早朝から日出
が岳や大蛇ぐらを目指し、歩いたものでした。
大蛇ぐらまで、時間をかけて到着(撮影しながら)。
絶景を楽しみました。
台風の影響でしょうか、根がむき出しの樹が多数倒れて
いました。その姿にも自然の力強さをなぜか感じました。
大台ケ原は、僕の気持ちを裏切らない、素晴らしいものを見せてくれました。
日出が岳は10月9日ぐらいで紅葉が進んで居たようですが、大蛇ぐらやハイキングルート沿いの樹々などは黄色に染まっていました。
使用したカメラとレンズはそれぞれ下記で購入できます。
D850が発売されて居ますので、D810はお買い得ですね。
ハイキングは少しでもカメラやレンズ重量を軽くしたいところ。
単焦点の28mm f2.8はマニュアルレンズですがピントリングの
フィーリングも抜群で、ちょうどいいですね。
ベネチアビエンナーレの話題と僕が参加したニューアート国際フェスティバルラビリンスで写真展の話題、その1。
10/9~10/16日、6泊7日伊丹→羽田→ドイツ・ミューヘン→ドイツ・ベルリン→イタリア・ベネチア→ドイツ・ベルリン→ポーランド→ドイツ・ベルリン→ドイツ・ミューヘン→羽田→伊丹。いや〜たくさん乗り換えました。なんと帰国に32時間かかりました。目的は作品展示ですが、ベネチアビエンナーレも興味ありました。
羽田での乗り継ぎ
国際線でVTRみていたら、息子に遭遇。(三月のライ
オンにて、右端のカメラマン役ってのが、いいね!エキ
ストラ出演)
交差した飛行機雲
ドイツの風景
意外と綺麗なホテル
ベネチアは見事。
街中に点在するアート作品
ほとんどのアート作品が撮影可
フィギア?本物?
夕日が美しい。大聖堂
ゴンドラって素敵ですね。
チケットブース。再入場も可能
な一日券を購入€25 日本円132換算で¥3,300
度肝を抜かれたのはこちら
海底に沈めて、経年変化をしたオブジェ
沈める前はこちらのブロンズ
発想が素晴らしい。コンセプチャルなアートですね。
フジツボなど多数の珊瑚の様なものが付着
また続きがあります。
パワースポットで、心象写真を撮影
世の中にパワースポットと言われる場所がありますね。
神社や仏閣はもとより、気が集まる、神々の山や滝など
そういう場所は、小さい時にも心に残る風景になっています。
小さい頃や忘れられない色々な場所(夢でうなされた経験
など)映る個々の映像を写真で表現したのが心象写真。
パワースポットで、それぞれで感じて、写真に仕上げる。
そんなテーマを掲げてみました。
小さい頃は行動範囲が近所の神社や公園。そこに繋がる
路地が、遊び場=印象に刻まれた風景だった気がします。
大きな切り株から突き出した”何か”が気になったり、
赤い鳥居いが何重にも重なるお稲荷さん。
僕は、(写っている場所は豊崎神社)地元の茨木市の
神社の大きな木や本殿の裏に祀られた小さな祠がすごく
怖くもあり、懐かしくもあります。
確か、かくれんぼをした記憶もあります。
そんな脳内の心象風景をカメラで再現。
周囲がぼやけていたり、何が見えているかわからない
そんな印象をカメラのフィルターやピント機能を
いつもの写真撮影の考え方から少し変えて撮影して
みました。
泉州タオルの新商品カタログ撮影
泉州は日本でタオル発祥の地と言われています。
その、老舗のタオルのカタログ撮影をしてかれこれ
20年以上だと思います。フィルム時代からですので長
く続く仕事です。現場の写真をとりました。大量のタオ
ルが集結しますので...
撮影場所より、ストックしたり、アイロン当てたり、会社
ごと整理したりのスペースが必要です。
撮影はデジタルカメラ。PCに飛ばして、多数の撮影なの
でレイアウトを確認しながら、進めます。
シワをわざとゆったり入れたり、色の重なりを工夫したり
その技は、ボートや紙、脱脂綿などで整えます。
各会社の思いを撮影用のエントリーシートを元に考えて
撮影します。
デザイナーのIさんもカメラ越しに確認します。
基本になるグレーチャートを写し込みます。
品番を入れたり、サシで同じ場所に配置出来る工夫をし
ます。
ライトもループを見せる場合と、色を正確に出す場合と
変えてセットします。昔、大阪芸術大学で白のタオル、
石鹸を同時に撮影して、その質感(テクスチュア)の違
いをライトで表現した経験を思い出しますね。白の表現
が難しいと感じたのは大阪芸術大学写真学科での実習で
した。
昨年、僕が撮影したカタログはこちら
黒の表紙もかっこいいですね。黒のバージョンはこちら