兵庫県立美術館はフォトジェニックな場所
兵庫県立美術館に行ってきました。残念ながら日差しがなく人出もまばら
写真では、画面の中に動くもの(人や動物)を配置する楽しみがあります。
タイミングよく、画面の雰囲気に合うポーズ(人の歩く動きや鳥など羽ばたく動き)
がマッチすればワンランク上の写真になります。正にシャッターチャンスを活かした写真ですね。
壁を隔てた写真は演出として別の世界が成立します。窓枠のように空いたスペースの風景に人物が居て、なんともユーモラスな世界になりました。
サミュエル・ウルマンは「青春の詩」の中で、青春とは人生のある期間ではない、心のありようなのだ、と謳いました。失敗を恐れることなく困難な現実に立ち向かう挑戦心。どんな逆境にあろうとも、夢をあきらめない心の逞しさ。身体・知性がいかに歳を重ねようとも、この内なる若ささえ失わなければ、いつまでも輝きを失わない、永遠の青春へー目指すは甘く実った赤リンゴではない。未熟で酸っぱくとも明日への希望に満ち溢れた青リンゴの精神です。と安藤忠雄氏もこのリンゴのモニュメントの解説をしています。(兵庫県立美術館・展示から引用)
今回、全ての写真に人を入れました。(人のかげ含む)一つの風景に人を(姿に注目)入れることで何か、暗示的な要素や、物語が成立する。そんな写真を目指しました。