泉州タオルの新商品カタログ撮影
泉州は日本でタオル発祥の地と言われています。
その、老舗のタオルのカタログ撮影をしてかれこれ
20年以上だと思います。フィルム時代からですので長
く続く仕事です。現場の写真をとりました。大量のタオ
ルが集結しますので...
撮影場所より、ストックしたり、アイロン当てたり、会社
ごと整理したりのスペースが必要です。
撮影はデジタルカメラ。PCに飛ばして、多数の撮影なの
でレイアウトを確認しながら、進めます。
シワをわざとゆったり入れたり、色の重なりを工夫したり
その技は、ボートや紙、脱脂綿などで整えます。
各会社の思いを撮影用のエントリーシートを元に考えて
撮影します。
デザイナーのIさんもカメラ越しに確認します。
基本になるグレーチャートを写し込みます。
品番を入れたり、サシで同じ場所に配置出来る工夫をし
ます。
ライトもループを見せる場合と、色を正確に出す場合と
変えてセットします。昔、大阪芸術大学で白のタオル、
石鹸を同時に撮影して、その質感(テクスチュア)の違
いをライトで表現した経験を思い出しますね。白の表現
が難しいと感じたのは大阪芸術大学写真学科での実習で
した。
昨年、僕が撮影したカタログはこちら
黒の表紙もかっこいいですね。黒のバージョンはこちら