心象写真ってなんだ?
いきなりですが「心象風景」とはなんでしょう?
心の中に描き出される姿・形。心に浮かぶ像。イメージ。
※goo辞典から引用
被写体は何がいいのか?加工するのか?コンセプトを立てるのか?
疑問だらけではないでしょうか?
例えば、グーグルで検索し、画像を選べば「こんな感じなのか?」
みなさん系統が同じ?そんな訳はないですよね。十人十色なのだから
系統はない。同じ気持ちでいる訳がない。
しかし、心のイメージで「未来」「過去」「果てしない」など
形のないものの印象は言葉に変えれば共通点があるかもしれません。
心の中で描くとは?「睡眠中にみる光景」に近いのかもしれません。
心は脳で考えてることですね。
睡眠中や目覚め前など夢は、記憶の再生と再処理過程で現れる
「脳内イメージ現象」であるとも言われています。これまで自分
が体験した出来事や、蓄積してきた記憶や情報がランダムに抽出
されて、映像イメージなどに反映されたものが夢になるのです。
そのため、自分で夢の内容をコントロールすることは難しく、
時に夢は荒唐無稽なものであったり、恐怖心に駆られるもので
あったりします。※フミナーズのサイトから引用
ここがコンセプトになりそうですね。(自分が体験した睡眠時
の印象)具体的なもの(写真が本来必要としている具体的な被
写体)から解放されることが重要と考えられます。
印象をどこから導き出すか、そのテクニックを含め偶然の産物
も受け入れる考えも必要だと思われます。
心(脳)で考えることを文字で表現するのが文学。総合芸術や空間
での表現が舞台や映画。楽譜を元に楽器や声での表現が音楽。
カメラを使い表現を私たち写真好きが表現する心象写真の考え方
を今回は話題にしました。