僕の大学での写真講義とデザイン学科で使う教本の話。
僕は大阪芸術大学で講師を引き受け、おおよそ7〜
8年目になりました。正直あっという間ですね。
初日、どんな生徒に会うのかがとても楽しみです。
きっかけは、同期だったMくんから、宮田くんそろそろ
後輩に何か伝える仕事してみないか?と声をかけてくれ
た事でした。Mくんとは大阪芸術大学の同級生で、何年
か前から彼は大阪芸術大学で授業をしていました。
最初の出講時は自分も数十年前に通ったキャンパスに又
行ける。ワクワクした事を思い出します。
今は、デザイン学科の2回生と写真学科の選択授業で
写真学科の2〜4回生の一部の生徒と関わります。
デザイン学科の2回生(金曜の講義)に向けては、写真
の基礎を土曜の講義では写真学科の学生に対しては写真
論Ⅳ、写真論Ⅴで、主に僕が今行なっている現場の話を
中心に講義しています。
写真の話だけではなく、社会に出てどんな意識
で進んでいくかという話題もします。
こちらは講義の初日に学生の皆さんに書いていただ
く目標シート。僕の授業は半期で全14回程度なの
で、このシートを2度3度と活用はできませんが今期
の初心表明を確認してもらう事に使います。
目標を立てる。期日を決める。毎年毎年、見直す。
そんな生活をこのシートで覚えてもらえたらと感じ
ています。
期日のない目標はいつまでたっても達成できません。
本当は具体的にいつまでに、何ができたら達成した
のか決めるのが一番だと思うのです。
写真との付き合うきっかけが僕の授業で、大学時代
に深く考察や研究ができるのか?そんなお手伝いを
したいと考えています。
デザイン学科の方々には社会に出て、写真の用語や
特性を知っているのと、知らないのではデザインア
イデアの出し方が違う。そう信じて実践を中心にお
伝えしています。
今年は基礎のテキストを印刷しました。写真を初め
て取り組むデザイン学科の2回生に向けたものです。
露出オートモードの話や、デザイン学科の生徒が大きな
パネル作品を写真で複写する手法。小物の撮影方法など。
まさに入門書です。
昨日僕の会社に印刷されてまもない教科書が届きました。
こちらのブログ読者の方にも学生と同額の¥500(送料¥80)
で販売も対応します。ご希望の方はお名前、ご住所をお書
きいただき
あて教科書希望とタイトルでメールをください。
支払い方法など合わせてご案内いたします。