ひび写真とのお付き合い m2photoCLUB’s diary

こんな場所、あんな場所で素敵な日々の写真を撮影。気取らない写真とのお付き合いブログです。

福岡アジア美術館 ”光をつかまえて” 2017年3月23(木)~6月27(火)

中洲川端駅直結に福岡アジア美術館がありあます。

f:id:m2photoCLUB:20170402070158j:plain

”光をつかまえて” 2017323(木)~627(火)アジアギャラリー

というタイトルは写真好きにとってはたまりません。

f:id:m2photoCLUB:20170402070219j:plain

f:id:m2photoCLUB:20170402070234j:plain

f:id:m2photoCLUB:20170402070252j:plain

古代から人々はうつろいやすく実体のない「光」を

とらえようと、さまざまな発明を繰り返してき

ました。美術の長い歴史においても「光」をどのよう

にとらえ、表現するかは本質的なテーマの一つです。

また、美術における「光」の意味と効果は時代ごと

に変化し、絵画にはじまり版画や写真へと進んでいき

ます。(福岡アジア美術館パンフレットから引用)

 

本展の導入となるライオネル・ウェントは、スリランカ

コロンボ出身の写真家です。ウェントは、ロンドン

で法律と音楽を学んだ後、1930年代初めから本格的に

写真作品の制作に取り組み始め、コロンボに写真スタジオ

「チトラフォト」を設立しました。(中略)

ウェントが写真作品の制作に取り組み始める約100年前の

1839年、写真機の礎となるダゲレオタイプがフランスで

発明され、それまでは絵画や版画で行なっていた図像の記録

方法が大きく前進します。同時に、機械的に「光」を取り込

み図像を定着させる写真は世界中の人びとを熱狂させ、さま

ざまな技法が開発されました。ウェントも例外ではありませ

ん。技法のあくなき探求と、故郷スリランカの日常的な風景

を愛情を込めて捉えようとした彼の先品は、本展で紹介する

他の作品を読みとくヒントにもなるでしょう。

福岡アジア美術館パンフレットから引用)

写真がたくさん展示されていると思いきや、そうではありま

せんでした。ただ、併設のアニッシュ・カプーアとインドの

カタチ展では福岡市美術館とのコラボによる展示。

 

アニッシュ・カプーア(1954年インド、ボンベイ、現ムンバイ

生まれ)の「虚ろなる母」は吸い込まれるような濃紺の世界を

いつまでも眺めていたくなる作品。

 

他の宗教的な作品も非常に感銘を受けました。無宗教派の僕

たち日本人にとっても違和感なく、宗教観などを感じると思

います。

 

日本では生活の中に緩やかにある神的や仏教的な行事。それ

を小さい時から受け入れているので、共感するのでしょう。

 

f:id:m2photoCLUB:20170402070331j:plain

※写真はiPhone

美術館の喫茶コーナー お米のケーキ¥500(税込)です。

ベーコンなどが入っているのでお昼ご飯の代わりにな

ります。後ろのお茶はハーブティ4種類から選べます。

¥500(税込)