写真をどう評価する?いい写真てなんだ? ヒントその1
いい写真とは
この写っているものが?なぜ?どこが?いいの?
そんな意見を聞きます。
今まで自分が見てきたものが基準という事なのでしょう。
違和感がある(見た事ない手法や表現)場合はその写真が受け入れない。
今日は、講座後のアフターファイブでそんな話を写真好きとしました。
受講の方々で話題になるのが世の中にある色々なジャンル写真。
写真は点数など数字で価値を表すルールがありません。
陸上競技の短距離走では秒数など時間。フィギュアスケートなら回転方法(技術)
などで優劣を決めます。
写真をしていて上達した事をどうやって知るのか
写真好きも自身の写真がどの程度のレベルか知りたい。
誰かの評価を求めるのが思い浮かびます
1、自分より長く写真を趣味にしている友人に見てもらう。
2、コンテストや作品展に応募する。
3、写真販売サイトとに載せて売る。
全て見る誰かに委ねなければなりません。
本来、芸術(過去の巨匠)は自ら湧き上がるものに
動かされ制作活動します。
が、凡人(私も含めてですよ)は誰かの目を気にしたり
意識(ウケるように)したりします。
悪いことではないですが、やはり資本主義的な考えですね。
湧き上がるものに突き動かされなければ
芸術ではない訳では決してありません。
写真の役割を分析すると
1、記録
2、伝達
3、表現
となります。
1は資料作りの役割や確認などの要素
2はジャーナリズムの要素や広告の要素
3が今話題にしている話ですね。
ただいい写真は1〜3まで全てに観点は違えど存在する。と考えられます。
自身が目指す観点を明確にせねば評価の目も通じなくなります。
観点とあいまって大切なのが写真創作におけるコンセプトと言いえます。
撮影者自身のこの部分(写真に対してのコンセプト)が大切だと言わざるおえません。
色々な写真を少しでも多く見る。
その活動を通じ写真発表した作者の視点、掲げたコンセプトを
知る(読み取る)。
いい写真を感じるそのヒントは
自分の感覚を磨く。目の前にある写真をいいも悪いも自身の感情を通さず
見る機会を増やせば、なぜこの写真がいいの?の疑問が
少し減ると私は考えています。
話はまだまだ尽きないのですが本日はこの辺で...続く