梅とおみくじ 道明寺天満宮での撮影の続き
撮影時にどのレンズ、どの絞りがいいかという話題ですが、撮影者と被写体の距離でも印象が変わります。カメラマンの立ち位置も大事という話。もちろんどのレンズを使う(ズームレンズならどのあたりのズーム比率)かで印象が変わります。撮影者が動かずズームを動かして構図を決める方法とズームレンズであっても使う側を決めてから立ち位置を探す方法があります。一眼レフカメラのファインダーで見える風景は装着しているレンズの開放値での見え方。絞ると今覗いていたものとは違う印象になります。晴れた外でのカメラの液晶で画像確認は見づらいものがありますね。
僕はこちらのカメラにアタッチメントを両面テープでつけておき、装着と取り外しが簡単なものを使っています。少し話がそれてしまいました。
写真❶ Nikon D810 AF-S 24-70mm f/2.8E ED VR 1/250sec F11 ISO400
今回の使用レンズはこちら
写真❷ Nikon D810 AF-S 24-70mm f/2.8E ED VR 1/3200sec F2.8 ISO400
写真❸ Nikon D810 AF-S 24-70mm f/2.8E ED VR 1/640sec F5.6 ISO400
写真の解説をしてみます。写真❶〜❸はズームレンズの24mm側で撮影しています。絞りがF11の写真❶では石の石標や人物の足元が右側のあたりに見て取れます。
小さい赤丸(右側)が足。左の赤丸が石標
写真❷はおみくじにピントを合わせていますが梅の存在がそれほど目立っていません
写真❸は撮影者がもう少しおみくじに近づきさらに少ししゃがんで構えることで右側の梅がより分かりやすくなりました。絞りも❷はF2.8でしたが❸はF5.6赤丸の右手の梅もピントが合うことで【おみくじ&梅】という構成にしています
絞りをどの程度入れる(絞る)とどんな絵になるか。そのイメージをいつも考え絞りを調整することで写真の雰囲気をコントロールしてください。