泉州タオルの新商品カタログ撮影
泉州は日本でタオル発祥の地と言われています。
その、老舗のタオルのカタログ撮影をしてかれこれ
20年以上だと思います。フィルム時代からですので長
く続く仕事です。現場の写真をとりました。大量のタオ
ルが集結しますので...
撮影場所より、ストックしたり、アイロン当てたり、会社
ごと整理したりのスペースが必要です。
撮影はデジタルカメラ。PCに飛ばして、多数の撮影なの
でレイアウトを確認しながら、進めます。
シワをわざとゆったり入れたり、色の重なりを工夫したり
その技は、ボートや紙、脱脂綿などで整えます。
各会社の思いを撮影用のエントリーシートを元に考えて
撮影します。
デザイナーのIさんもカメラ越しに確認します。
基本になるグレーチャートを写し込みます。
品番を入れたり、サシで同じ場所に配置出来る工夫をし
ます。
ライトもループを見せる場合と、色を正確に出す場合と
変えてセットします。昔、大阪芸術大学で白のタオル、
石鹸を同時に撮影して、その質感(テクスチュア)の違
いをライトで表現した経験を思い出しますね。白の表現
が難しいと感じたのは大阪芸術大学写真学科での実習で
した。
昨年、僕が撮影したカタログはこちら
黒の表紙もかっこいいですね。黒のバージョンはこちら
心象写真ってなんだ?
いきなりですが「心象風景」とはなんでしょう?
心の中に描き出される姿・形。心に浮かぶ像。イメージ。
※goo辞典から引用
被写体は何がいいのか?加工するのか?コンセプトを立てるのか?
疑問だらけではないでしょうか?
例えば、グーグルで検索し、画像を選べば「こんな感じなのか?」
みなさん系統が同じ?そんな訳はないですよね。十人十色なのだから
系統はない。同じ気持ちでいる訳がない。
しかし、心のイメージで「未来」「過去」「果てしない」など
形のないものの印象は言葉に変えれば共通点があるかもしれません。
心の中で描くとは?「睡眠中にみる光景」に近いのかもしれません。
心は脳で考えてることですね。
睡眠中や目覚め前など夢は、記憶の再生と再処理過程で現れる
「脳内イメージ現象」であるとも言われています。これまで自分
が体験した出来事や、蓄積してきた記憶や情報がランダムに抽出
されて、映像イメージなどに反映されたものが夢になるのです。
そのため、自分で夢の内容をコントロールすることは難しく、
時に夢は荒唐無稽なものであったり、恐怖心に駆られるもので
あったりします。※フミナーズのサイトから引用
ここがコンセプトになりそうですね。(自分が体験した睡眠時
の印象)具体的なもの(写真が本来必要としている具体的な被
写体)から解放されることが重要と考えられます。
印象をどこから導き出すか、そのテクニックを含め偶然の産物
も受け入れる考えも必要だと思われます。
心(脳)で考えることを文字で表現するのが文学。総合芸術や空間
での表現が舞台や映画。楽譜を元に楽器や声での表現が音楽。
カメラを使い表現を私たち写真好きが表現する心象写真の考え方
を今回は話題にしました。
気が早いですが、2018年、2月に網走、知床で流氷がどうしても撮りたい
流氷を見たい。
どうしても見たい。
居ても立っても居られない私の原風景と言えるものなんです。
ANAの旅作が発売されていますが
フライト+宿泊一括検索|ダイナミックパッケージ│国内旅行(ツアー)│ANA SKY WEB TOUR
いい便がありません(帰る時間がもう少し遅いのが希望)
検索結果一覧(宿タブ) - 宿+航空券ならANAじゃらんパック
なぜ、流氷か?理由は20歳の時に大阪芸大写真学科生だった私が北海道を夏、冬合わせて3度撮影に行きました。その飾らない大自然(知床おこtや紋別など)が好きになったからです。一言で言うならば何もないにつきます(北海道方、悪い意味では決してありません)
私が急いでじゃらん+ANAパックで予約したのは、2/17伊丹9:00-羽田11:20-女満別13:00 宿は網走ロイヤルホテル2泊 帰り2/19は女満別14:50-新千歳17:05-伊丹19:10
実は昨シーズン2017年3月に紋別に行きましたが、全くのぼうすでした。
昨今は紋別には来ないよ。と地元の方からアドバイス。何も調べずに思いつきで飛んだのが悔しくて、今回は当たりを見据えて(流氷接岸)この予定です。もちろん仕事の都合も考慮した日程です。
西陣、再び。モノクロ表現でフォトジェニックと言える理由ってなに?
京都、西陣に撮影に行きました。ここは京都の下町と言える場所でしょう。観光地でもないのに、何を撮影(被写体)とするの?ではモノクロの世界はどうだろうと、モノクロで表現しました。
公園で元気に遊ぶ子どもたち。カメラを向けるとわんさか集まりました。嬉しいことですね。
公園の背景は古い西陣小学校。青空を赤フィルターで表現しました。
モノクロのコツは晴れなら、明るい場所と暗い場所に注目。明るい場所にシルエットの人物を入れてみるのがいいでしょう。
綺麗なお花。カラーなら際立ちますが、モノクロ変換ではインパクトがありません。では広角で写すと。。。
こんなに小さく写っていますが、インパクトがそれなりにあります。
モノクロの意義は、日常をちょっと、日頃の見え方から少し違ってみるように出来ることをめざしてみましょう。そこには、作品化された写真が立ち上がります。ぜひ、見慣れた光景をモノクロ表現してみましょう。
岸和田だんじり祭り2017 写真は何をみて、どう撮ったのか。
Tさんが言ってましたが、近年にない最低(台風の影響)
だったそうです。
今回は2017.09.15(金曜日)の試験曳きが終わる頃から参加
しました。翌日4:30集まり、曳き出し。泊まり、宮入の
昼まで岸和田で過ごしました。
曳き出の夜の曳航は雨のため中止となり少し残念でした。
岸和田のだんじり祭りを本格的に(法被、パッチ、地下足
袋、ハチマキして参加)撮影して今年で7年目になります。
色々なことがあり、を感じ、そしてまた、この祭りに来れ
たことを、感謝します。
人の縁は生まれ、いつか切れる場合もありますね。人間関
係と一口に言うけど、ここが、多くの人の悩み事だろうと
感じます。
だんじり祭りをどう撮るか。
試験曳きに写真好きと来て感じたことがあります。
「だんじり」を追わない。かな。人間関係みたいなモノ。
その時を写す=鳥の目。俯瞰の感覚でしょうか?。
祭りの周りに目を向ける。ことも大事でしょうね。そこ
には、岸和田独自の風景が(慣習や時代)あります。
色々な人の思いを見ることができます。それぞれの年齢
で、だんじりと付き合う。そんな祭り何ですね。
だんじりでは色々な役目があります。
10代の少年団、20代の青年団、30代ごろの若頭、40ぐら
いで30人組、50代の世話人、60から参与。おおよそ10年
で色々な役割を担います。
僕が「かーくん」に初めて紹介していただいたのは、
世話人で丁度、みこし会が曳責をだす1年前。そして、
かーくんが曳責。次責はやっちん。だった気がします。
やっちん、ターチンと曳責をしていた時期。親しい人た
ちに囲まれ写真をなんども考えて撮影しました。
長く同じテーマで撮影することの深さを感じました。
それはまさに、自分自身に向き合う、どう言うつもりで
撮影しているのか、考えさせられました。
自己表現なのか?はたまた、写真作品での発信なのか?
OLYMPUS OM-D EM-1 MarkⅡ &
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
びしょびしょの雨での使用でしたが、完璧でした。
1回だけ、Vの撮影時に設定が一部解除不能になり
、電池を抜いて解決しました。
素晴らしく軽く、初代のOM-Dをだんじりで使用し
ていますが、格段に使いやすく、握りやすくなりま
した。
サブ機で、これは買いですね。僕は仕事の取材カメ
ラです。